「ナマケモノ」という動物をご存知でしょうか?不名誉な名前がつけられたこの動物は、生きている間ほとんどの時間を「眠る」ことと「何もしない」ことに用いるようです。実際、アメリカのある研究者が「ナマケモノ」はどれくらい「怠け者」なのかという実験を行いました。7日間(168時間)に及ぶ調査時間のうち、全体の83%(139時間)あまりの時間、眠ったり、全く動かずに過ごしたというのです。
しかし、「ナマケモノ」にしてみれば、別に「怠けている」わけでも「ダラダラ」しているわけでもない。そういう習性を持った生き物だと言うだけで、本人にしてみればいたって普通に生活しているに過ぎないのです。
当社は「営業」に特化したコンサルティング会社として様々なクライアント企業の営業力強化に携わってきました。そうした経験から、企業として、個人として「売れ続ける」唯一の秘訣は「変わり続ける」ことだと考えています。 しかし、変わり続けることは、想像以上に難しいのです。「ナマケモノ」が自分では意図せずに「怠けている」ように、私たちも気がつかないうちに「現状に安住する」圧力に飲み込まれてしまうことがあります。普段の忙しさや、目の前の現状に気を取られて、本当に大切なことを見過ごしてしまう可能性があるのです。
私たちは変わり続けることを常に意識していなければならないのです。「変わる」ということは意識しなければ行なうことができません。どのように、なぜ、いつ変化すべきなのかを常に意識して行動したいものです。
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