本当の意味で営業力のある会社は、ミドルマネジメント（中間管理職）の勢いが違うと感じます。自分で考えて自分で行動し、現場からどんどん新しいアイディアが出てくるのです。経営者がどんなに天才的なビジネスセンスを持っていたとしても、全てを一人で行なうことはできません。その意味で、いかに優秀な営業マネジメントを育成できるかは、企業の実力を大きく左右します。

しかしながら現状に目を向けると、プレイングマネージャーとは名ばかりで、実際には営業マンと何の変わりも無い仕事をしていたり、マネジメントを「めんどくさい余分なこと」と捉えている人がなんと多いことでしょう。これでは、たとえラッキーで瞬間風速的に売上を伸ばしたとしても、売り続けることはできないでしょう。基盤のない成功が企業の命取りになる例を数多く目にしてきました。

本当の意味で、営業力を強化するために、まず営業マネジメントを強化することを是非実行したいものです。そのような努力は、結果として大きな成果を継続的にもたらすことになるのです！