カーナープロダクトマンスリーコラム

「まき餌をして釣りをしない??」 顧客データ活用のススメ

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もし「まき餌をして釣りをしない」としたら、ただムダに餌をまいていることになります。現実の釣り場でそのような人がいれば、「この人は大丈夫なのかな?」と思うほど意味の無い行為ではないでしょうか?

 

しかし、ビジネスでは現実に「ムダなまき餌」をひたすら撒いている企業が存在します。電話営業をしたり、DMを発送したり、ホームページにお金をかけて問合せを増やしたり・・・とアプローチには力を入れるのですが、最も重要な「見込み客のフォローを全く行なわない企業」です。

 

ほとんどの企業では、資料送付先や問合せ客をデータ化していますが、それを有効活用していません。営業マン個人にまかせっきりだったり、継続的なフォローではなく次から次へアプローチを行なうことだけに目が向いてしまっているのです。これでは、まき餌をしても釣りをしないのと一緒ではありませんか?

 

フォローをしないのなら資料は何のために送ったのでしょうか?電話でのアプローチの目的は何なのでしょうか?すぐに数字につながる案件ばかりおいかけて、見込み客のフォローを行なわないなら90%以上の顧客を見逃していることになります。「今ちょうど探していたんだよ!」という相手だけを探しているとすれば、可能性の薄い疲れる努力を永遠に続けることになってしまうでしょう。

 

ファーストアプローチは「見込み客を集める」ために行い、定期的にフォローすることで刈り取っていく!このような売れる仕組みが存在しなければ、営業力を強化することはできないでしょう。
まき餌をして釣りをしない無意味な釣り人にならないためにも、顧客データの有効活用と継続フォローをお勧め致します。

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