カーナープロダクトマンスリーコラム

仮説検証サイクルを構築する

140101問題が発生すると、何か新しいことを始めて、何とか乗り切ろうとするものです。事態を改善しようとする姿勢は重要ですが「思いつきで始めた取り組みが徹底されずに、仕組みや資料作成だけが増える」という結果を招く場合が少なくありません。

 

こうした問題を避けるためには、仮説検証のサイクルを構築する必要があります。スタートさせた取り組みが成果を生んでいるのかを注意深く分析し見直さなければならないのです。

 

見直しの際、改善/継続/廃止という3つの選択肢を持つべきです。考え方は正しいが、更に改善する必要がある場合には、手法や中身を「改善」します。成果が出るまで今しばらく時間が必要な場合や、取り組みが正しいと感じる場合は「継続」させます。重要なのは、成果に結びつかない取り組みや形骸化した報告書、無意味な会議など必要のない取り組みを「廃止」することです。

 

取り組みを増やすごとに、別の取り組みを減らす・・・これが形骸化に陥らないための、正しいマネジメントなのです。

 

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