カーナープロダクトマンスリーコラム

営業マンに必要な特質 真摯な姿勢

自社の商品や自分の予算達成だけを考える営業担当者が顧客に評価されないということは、容易に理解できることです。しかし、多くの場合「本音では顧客よりも自分の立場」といった姿勢や態度が、表れ出てしまいます。確かに、営業活動は慈善事業ではありません。適正な対価を得ることを前提として行動すべきです。しかし、顧客価値を前提として行動しなければビジネスは継続せず、短期的に成果を上げたとしても、顧客から見放されてしまいます。成果を上げ続ける営業担当者は、常に真摯な姿勢で顧客と接し、自社の利益と顧客価値がトレードオフする場合には「顧客価値」を優先させます。顧客にメリットが無い場合「今回は契約しない方が良い」「貴社にメリットはありません」と言い切れる営業担当の姿勢が顧客を動かすのです。

現実のビジネスでは、会社の方針や施策に基づいて行動せざるを得ない場合も存在します。しかし、真摯に「顧客の価値」を優先させる姿勢を持つことが、本当の意味で「選ばれ続ける」鍵なのです。あなたは自社の利益だけを追求しますか?それとも顧客価値を前提に真摯に行動しますか?

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