海外で商談を実施すると、日本国内では「当たり前」のことが、通用しないといった経験をします。例えば、国内でのブランドや知名度は、ほとんどの場合通用しません。「良い商品が売れる」といった基本的な価値観も場合によっては通用しません。日本人にとっての「良い」と、海外顧客の「良い」が異なる場合があるからです。価格差にも驚かされます。自社の見積もりが競合他社の10倍だった」という経験も珍しくありません。このような状況でどのようにビジネスをすれば良いのかがわからず、疲れ果ててしまうビジネスマンが非常に多いのです。グローバルで通用する人材になるためには、柔軟性と創意工夫が重要です。常に逆転の発想を持ち、新たな視点で取り組むことが重要です。逆転の発想を持つには、状況を整理し真のボトルネックと要因を分析する力が求められます。感覚や感性だけではなく、正しい分析に基づいて、別の視点から物事を見ることによって正しい答えにたどり着くことができるからです。
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