児童教育の第一人者「陰山英男氏(文部科学省・中央教育審議会の特別委員 」によると、子供が伸びる学校と伸びない学校の違いは「教育方針と計画」にあるといいます。教師が、自分たちの経験や感覚で教育を行なう「行き当たりばったり教育」では絶対に子供の学力は伸びません。
同じように、営業人材の育成も、上司の「カン」や経験に基づいて行なうことには大きな危険が伴います。上司が現役だった頃と今では、市場や顧客の状況は大きく変化しています。根性さえあれば何とかなる時代は終わり、より高いスキルや資質が求められるようになったのです。
営業マンが育つ会社と育たない会社があるのは、「育てている会社」と「育てていない会社」があることのあらわれです。実際、現場の新人は「トレーニングしてほしい」と願っているのに、「そんな必要はない」「現場で覚えればいいんだ」と考える管理職がいるのは残念なことです。
何もしないでいては営業マンは育たないのです。
子供の学力アップであろうと、営業人材の育成であろうと「学び」「育つ」風土をつくるためには2つのカギがあります。それは・・・
「詰め込みと反復」
です。知識を取り入れ続け、復習と実践によって確実に反復することで「スキル」「ノウハウ」「テクニック」「情報」を身につけることができるのです。
そのためには、行き当たりばったりの人材育成ではなく、きちんとした「方針」と「計画」が不可欠なのです。
あなたの会社は「育つ会社」ですか?それとも「育たない」会社ですか??
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