モチベーションを維持するためには、自分自身の存在意義や役割を認識し、満足する必要があります。「社内や顧客から必要とされている」という存在意義を実感することが、困難な状況に立ち向かい粘り強く行動するための動機づけとなるからです。存在意義を実感するには次の二つのことが重要です。
①役割の明確化:組織内での自分自身の位置づけや役割を正しく認識していなければ、存在意義を実感することはできません。自分は「何のために」「なぜ」この会社で働くのかを深く考えましょう。更に組織の中で求められている役割や、期待されていることを整理し、書き出してみることも必要です。 ②客観的な評価と理由の確認:顧客や上司、同僚からの客観的な評価を冷静に受
け止めることが必要です。「良い」「悪い」といった簡単な評価ではなく「何が評価されていて」「何が評価されていないのか」その理由は何かを明確にする必要があります。そうすることで、自分自身の状態や位置づけを把握することができるからです。客観的な情報に基づいて、自分自身が目指すレベルに向かって改善を繰り返すことが存在意義の実感につながるからです。
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